2022年5月に500万を原資に開始したSBIラップの投資結果と分析結果をまとめます。
SBIラップとウェルスナビの比較記事も良かったら参照してみてください。
実績:1ヶ月目。
結果(2ヶ月目)
評価損益は+114,992円、前月比-58,204円(-1.16%)となりました。
資産構成(7月度リバランス後)
先月からの変更は以下の通りです
銘柄 | 前月割合 | 今月割合 | 増減率 |
米国株式 | 27.3% | 50.2% | +22.9% |
先進国株式 | 2.0% | 2.0% | ±0% |
新興国株式 | 2.0% | 2.0% | ±0% |
米国債券 | 23.0% | 6.8% | -16.2% |
米国ハイイールド債券 | 2.0% | 2.0% | ±0% |
新興国債券 | 2.0% | 1.9% | -0.1% |
米国不動産 | 36.5% | 14.6% | -21.9% |
ゴールド | 4.3% | 19.4% | +15.1% |
現金 | 1.0% | 1.0% | ±0% |
米国債券と米国不動産を売却し、米国株式とゴールドを買い付けています。
インフレ懸念があるとは言え、ゴールドの割合は上げすぎず米国株式に偏っている点は気になります。。
リバランス実績
6/16に臨時リバランス実施、7/7に定期リバランス実施となりました。
6/16臨時リバランス内容
銘柄 | 買/売 | 金額 | 割合 |
米国債券 | 売却 | 333,135円 | 6.73% |
米国ハイイールド債券 | 売却 | 1,011円 | 0.02% |
新興国債券 | 売却 | 1,422円 | 0.03% |
米国不動産 | 売却 | 722,859円 | 14.6% |
米国株式 | 買付 | 908,577円 | 18.36% |
先進国株式 | 買付 | 946円 | 0.02% |
ゴールド | 買付 | 61,549円 | 1.24% |
6/16頃は中旬のFOMCに向けて投資家のリスク回避姿勢が高まっている時期で、全ての資産が下落していました。このような局面ではゴールド比率を上げるかと思いましたが、米国株式を買い増ししています。
米国不動産は下落率が高かったので売却も適切かと思いますが少し疑問が残るリバランスになっています。
7/7定期リバランス
銘柄 | 買/売 | 金額 | 割合 |
米国債券 | 売却 | 623,526円 | 12.60% |
米国不動産 | 売却 | 345,156円 | 6.97% |
米国株式 | 買付 | 230,081円 | 4.65% |
先進国株式 | 買付 | 3,278円 | 0.07% |
新興国株式 | 買付 | 1,927円 | 0.04% |
米国ハイイールド債券 | 買付 | 1,127円 | 0.02% |
新興国債券 | 買付 | 883円 | 0.02% |
ゴールド | 買付 | 720,634円 | 14.56% |
6/7の定期リバランスではゴールドを大幅に買い増ししています。現状プラスに動いているのはゴールドだけのため、買い増しも納得ではありますが、6/16時にもっと買い増ししてくれていた方が良く、少し遅い印象です。
成績推移(2ヶ月目)
開始2ヶ月の成績推移は以下の様になっています。
先月の+3.47%に対して今月は+2.31%と、-1.16%になっています。
とは言え全体的に値下がり傾向ではあったため、下落幅がこの程度で済んでいるともいえます。
6月度の相場上昇・下落
(上昇)米国債券+5.96%、米国ハイイールド債券+1.08%、ゴールド+3.99%
(下落)米国株式-5.71%、先進国株式-3.60%、新興国株式-0.18%、新興国債券-1.92%、米国リート-8.37%
(為替)ドル円は期間中9.49%のドル高円安
全体的に下落相場の中、ゴールドが粘っている感じになっています。
手数料(2ヶ月目)
累計4581円(前月比+2721円)です。
成績は先月比マイナスでも手数料は通常通り取られています。
その他今月気になった事
基本的には世界的に下落傾向であるため、リスク回避出来る資産がゴールドくらいしかないのが辛い所です。米国系投資先への偏りも大きく、もう少しリスク回避出来る資産があればと思わずにはいられません。
まとめ
この記事ではSBIラップ投資2ヶ月目の成績を振り返りました。
長期に見ていく必要があるため単月で一喜一憂してもしょうがないですが、相場全体が下落傾向の中、-1.16%に留まり粘っていると言えるのではないでしょうか。
今後も毎月実績をまとめていきたいと思います。