2022年5月に500万を原資に開始したSBIラップの投資結果と分析結果をまとめます。
SBIラップとウェルスナビの比較記事も良かったら参照してみてください。
結果(1ヶ月目)

評価損益は+173,196円、前月比+173,196円(+3.47%)となりました。
資産構成(6月リバランス後)

先月からの変更は以下の通りです
銘柄 | 前月割合 | 今月割合 | 増減率 |
米国株式 | 41.0% | 27.3% | -13.7% |
先進国株式 | 4.6% | 2.0% | -2.6% |
新興国株式 | 2.0% | 2.0% | ±0% |
米国債券 | 20.6% | 23.0% | +2.4% |
米国ハイイールド債券 | 2.0% | 2.0% | ±0% |
新興国債券 | 2.0% | 2.0% | ±0% |
米国不動産 | 21.7% | 36.5% | +14.8% |
ゴールド | 5.3% | 4.3% | -1.0% |
現金 | 1.0% | 1.0% | ±0% |
8つの投資先があるとはいえ、上位3つ米国系で86.8%を占めているため、だいぶ偏りが出ています。
インフレ懸念が高まっている事から米国不動産割合を上げている物と思われます。
リバランス実績
5/12に臨時リバランス実施、6/7に定期リバランス実施となりました。
5/12臨時リバランス内容
銘柄 | 買/売 | 金額 | 割合 |
米国株式 | 売却 | 69,795円 | 1.41% |
先進国株式 | 売却 | 130,680円 | 2.64% |
米国債券 | 売却 | 333,135円 | 6.73% |
米国不動産 | 買付 | 211,364円 | 4.27% |
ゴールド | 買付 | 322,245円 | 6.51% |
5/12頃は米国インフレ懸念が高まっていた時期で、インフレに強い「米国不動産」「ゴールド」を購入するため、インフレに弱い「債券」を中心に売ったと思われます。10.78%を売却して10.78%ぶん購入しているため、購入原資を確保するために売った感じですね。
5/11に発表された米国の4月消費者物価指数(CPI)の上昇率は8.3%と、上昇ペースは若干鈍化した物の、以前高水準であり根強いインフレ懸念が残っている事から、その点リスクと見て臨時でリバランスするというのは動きが早いですね。
6/7定期リバランス
銘柄 | 買/売 | 金額 | 割合 |
米国株式 | 売却 | 663,225円 | 13.40% |
先進国株式 | 売却 | 3,667円 | 0.07% |
新興国株式 | 売却 | 3,977円 | 0.08% |
ゴールド | 売却 | 370,015円 | 7.48% |
米国債券 | 買付 | 489,344円 | 9.89% |
米国ハイイールド債券 | 買付 | 464円 | 0.01% |
新興国債券 | 買付 | 229円 | 0.00% |
米国不動産 | 買付 | 547,123円 | 11.05% |
6/7の定期リバランスでは米国不動産・米国債券を買い増ししています。合計で20.95%にもなるため結構大胆に変えている印象です。
米国株を売ってまで米国債券を買い増ししているのは何でしょう?金利も上昇傾向で債券価格も下落していますが、リスクヘッジでしょうか。
成績推移(1ヶ月目)
開始1ヶ月の成績推移は以下の様になっています。

最大で-9.8万までマイナス拡大した時もありますが、市況回復と共に全体的なプラスも増えています。
手数料(1ヶ月目)
1860円(前月比+1860円)です。
初回買付が5/10だったため、31日中21日分の手数料が掛かり、元本500万*0.66%*21/31で約1860円です。
ETFの手数料は信託財産から引かれるため、実際にはもう少し取られている事になります。
その他今月気になった事
初回500万入金だった訳ですが、手数料分を引くことを想定し、現金5万(1.0%)は常に確保されていました。
実際に投資に回せていた金額は495万(99%)であり、手数料のためだけに売るのもイマイチでしょうから、仕方ない事とは言え最初から枠が確保されているのは気持ち的に良くないですね。
まとめ
この記事ではSBIラップ投資1ヶ月目の成績を振り返りました。
長期に見ていく必要があるため単月で一喜一憂してもしょうがないですが、満足できるリターンになっています。
今後も毎月実績をまとめていきたいと思います。