2022年5月に500万を原資に開始したSBIラップの投資結果と分析結果をまとめます。
SBIラップとウェルスナビの比較記事も良かったら参照してみてください。
結果(6ヶ月目)
評価損益は通算+212,037円、前月比+124,366円(+2.45%)となりました。
資産構成(11月度リバランス後)
先月からの変更は以下の通りです
銘柄 | 前月割合 | 今月割合 | 増減率 |
米国株式 | 40.8% | 49.1% | +8.3% |
先進国株式 | 23.1% | 15.6% | -7.5% |
新興国株式 | 2.0% | 2.0% | ±0% |
米国債券 | 9.8% | 2.3% | -7.5% |
米国ハイイールド債券 | 9.0% | 6.5% | -2.5% |
新興国債券 | 2.0% | 2.0% | ±0% |
米国不動産 | 2.3% | 2.0% | -0.3% |
ゴールド | 10.0% | 19.6% | +9.6% |
現金 | 1.0% | 1.0% | ±0% |
先進国株式、米国債券を売却し、米国株式、ゴールドを買い付けています。
米国債券は先月購入したばかりですが早々に売却しています。
リバランス実績
11/8に定期リバランス実施。今月は臨時リバランス無しとなりました。
11/8定期リバランス
銘柄 | 買/売 | 金額 | 割合 |
先進国株式 | 売却 | 449,701円 | 9.08% |
米国債券 | 売却 | 383,690円 | 7.75% |
米国ハイイールド債券 | 売却 | 129,775円 | 2.62% |
米国不動産 | 売却 | 17,698円 | 0.36% |
米国株式 | 買付 | 442,689円 | 8.94% |
新興国株式 | 買付 | 3,007円 | 0.06% |
新興国債券 | 買付 | 306円 | 0.01% |
ゴールド | 買付 | 532,745円 | 10.76% |
11/8の定期リバランスでは8,9月頃に安く仕入れた先進国株式を売却しています。先進国株式は10月も売却して大きく損を出しているので読みはあまり良くありませんでした。米国債券も同様に先月仕入れ今月値下げし売却となっています。
ゴールドは定期的に10%程度買ったり売ったりしていますが、久々に20%近くの保有となっています。上昇を見込んでいるのだとすると来月に期待です。
成績推移(6ヶ月目)
開始6ヶ月の成績推移は以下の様になっています。
保有割合の多い米国株式が上がったため、全体としては上昇しています。全体的に大きくマイナスになったアセットが無かったため1ヶ月の総合成績が良くなっています。
手数料(6ヶ月目)
累計16,140円(前月比+2,898円)です。
数字で見ると多く取られている事を実感できますね。
その他今月気になった事
米国株式は上限近くの49.1%、先進国株式が15.6%、ゴールドが19.6%と3つで84.3%と大半を占める状態となりました。株式にだいぶ偏っている事もあり株高・株安で来月の成績が大きく変わりそうです。
SBIラップ開始半年のまとめ
公式で「2022年上半期運用レポート」が公開されています。
市場の動きが大きい半年ではありましたが、まとめを抜粋すると以下になります。
2022年4月7日~9月30日におけるSBIラップのパフォーマンスは-3.41%でした。(※1)
なお、「一般的ロボアドバイザー(ロボアド)」は-2.81%、「米国株式」は-4.44%、「世界株式」は-6.21%という結果となっています。
一般的なロボアドが何を指すかは公開されていませんが、米国株式や世界株式に投資していた時と比べてパフォーマンスは良いと言っている様に見えます。ですがロボアド比では負けているという状況です。
比較として投資信託の中で有名な米国株式・世界株式銘柄を見てもだいたい傾向は同じという感じです。
・eMAXIS Slim米国株式(S&P500):基準価額
4/7:19367、9/30:18548、パフォーマンス:-4.23%。
・eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー):基準価額
4/7:17024、9/30:16016、パフォーマンス:-5.92%
手数料を差し引いたとしても、投資信託よりロボアド(SBIラップ)のほうが成績は良かった事になります。
次にロボアドとSBIラップの比較です。
基本的には殆どの期間で一般的なロボアドには負けているという状態のため、現時点では「下落相場では一般的なロボアド比の成績は良くない」となります。今後上昇相場が来た時にどの程度の差を付けられるかどうかでしょうか。
まとめ
この記事ではSBIラップ投資6ヶ月目の成績を振り返りました。
半期成績ではマイナスとなっていますが、優良と言われている投資信託と比較してもパフォーマンスは悪くありません。
一般的なロボアドと現状そこまでの明確な違いは出せていない状態ですが、十分継続して良いパフォーマンスかと思います。
自分の場合は5/10頃開始となっており、たまたま下降気味の所からエントリーしたため総合成績がプラスになっていますが、サービス開始当初から始めるとマイナスです。一方長期運用前提なので、数年後には誤差のレベルになると思われるので暫く様子を見ていきたいと思います。