[年利2.40%(確定)]ソフトバンク発行の社債についてまとめました

投資先
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現在募集中の「ソフトバンクグループ株式会社 第3回無担保社債(劣後特約付)」で気になる点をまとめてみました。
(SBI証券の募集ページはこちら)

基本情報

購入は9月13日12:00から先着順です。ソフトバンク債券は人気のため、購入検討されている方は判断を急いだ方が良いと思います。

確定前情報

SBI証券から引用

仮条件は1.50%~2.50%となっており、9/10に確定します。

中間値が採用されるとなれば、2.0%(税引前)と、他の円貨建債券の中でも好条件になると思います。

なお最低購入金額は100万円から、100万単位で増額可能です。

確定情報

※条件確定しましたので情報を追記します(9/10)

2.4%となりました。円貨建債券としてはかなり高い利率となっています。

それぞれ気になる点をまとめていきます。

①劣後特約付き

説明:“社債は企業が破綻しないかぎり、満期までは一定の利子がつき、満期を迎えると、元本が払い戻しされますが、この破綻したときに弁済順位が低いのが「劣後債」です”
弁済順番としては、「普通社債 > 劣後債 > 優先出資証券 > 普通株式」なので、破綻した時に返ってくる確率が下がる代わりに、高金利ということですね。

ソフトバンクの破綻可能性がそのままリスクになるため、ソフトバンクの破綻可能性をどう見るかになります。

②期間 ③第3回

期間7年で第3回となっています。過去1回目・2回目の情報と比較しながら見てみます。


第1回第2回第3回
利率2.50%2.50%2.40%
利払日毎年6/19、
12/19
毎年2/9、
8/9
毎年 3/30、
9/30
払込期日2014/12/192015/2/92021/9/30
償還日2021/12/172022/2/92028/9/29
期間7年7年7年
発行額4,000億円4,500億円4,500億円
格付BBB+BBB+BBB+

第1回の商品紹介ページはこちら(SBI証券のページに飛びます)

第2回の紹介ページはこちら(SBI証券のページに飛びます)

第1回の償還日が近いので、その借り換えになりそうです。

第2回の償還日も近いので3ヶ月後の2021年12月頃には第4回の募集があるかもしれません。

キャンペーン

今回のソフトバンク債券売出しと同時にSBI証券ではキャンペーンを実施しています。

SBI証券から引用

ソフトバンクの債券はいつも人気で、完売するのでキャンペーンする必要あるかな?と思うのですが、買う予定のある方であればエントリーしておいて損はありません。

また、このキャンペーンの条件ですが、「エントリーした順(かつキャンペーン対象債券をご購入いただいた方)で先着10,000名様」となっており、とにかく早くエントリーした方が有利になるという抽選方式となっています。

買うか迷っている方も、とりあえずエントリーだけしておけば買った時にはチャンスが生まれます。

まとめ

この記事では「ソフトバンクグループ株式会社 第3回無担保社債(劣後特約付)」についてまとめてみました。

7年とある程度長期間ですが、2.4%の利率は円貨建債券の中では高いです。

ソフトバンクの破綻リスクを許容出来る方は検討対象になるのではないでしょうか。

本件とは直接関係しないですが、直近のソフトバンク債券の記事もあります。比較用に見てみて下さい。

[年利2.75%(確定)]ソフトバンク発行のハイブリット債についてまとめました

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