数少ない個別保有株のオリックスから配当が届きましたので記事にしていきます。
この記事では、リース大手で不動産や生命保険等、多角的に事業を展開するオリックスの業績や株主優待制度についてまとめます。
基本情報
株価 | ¥1,971 |
売買単位 | 100 |
最低購入金額 | ¥197,100 |
PER | 9.61倍 |
PBR | 0.79倍 |
1株配当額 | ¥78(35+43) |
配当利回り | 3.96% |
優待利回り(※) | 5.07%~2.54% |
配当+優待利回り | 9.03%~6.49% |
※カタログギフト5000円相当。3年以上保有でカタログギフトが10000円相当に格上げ。株主カードによる各種割引もあるが利用出来る範囲が限られているので割愛。
配当と優待の利回りを整理すると次のようになります。
100株以上保持しても優待は変わらないため、最も利回りが高くなるのは100株保有時です。
業績
コロナ前に約2000円だった株価は一時1100円近くまで落ち、その後回復してコロナ前の水準まで戻ってきました。
リース事業の、特にレンタカー・ホテル・旅館が軒並み下落した部分を金融でカバーしていましたが、コロナ明けの業績回復が期待されて回復傾向にあると思われます。
業績の低迷から配当も減配が想定されましたが、このような状況下でも安定的な株主還元の姿勢を示すため、配当性向を50%にして前年以上の78円を年間配当としています。
日本の企業の配当性向が約30%ほどと考えると50%はかなり高いですが、コロナ影響が収まり、業績回復を見込んでいるため、一時的に上げても良いと判断したと考えています。
個人的おすすめ度
★★★★★(2021年6月6日時点)
購入のしやすさ | ★★★★☆ |
利回りの高さ | ★★★★★ |
業績(将来性) | ★★★★☆ |
優待の利用しやすさ | ★★★★★ |
購入のしやすさ:20万円前後と、多少の初期投資は必要です。
利回りの高さ:優待まで含めてですが、9%超に達するのはかなりの高配当だと思います。
業績(将来性):直近はコロナ影響による売上減、ですがコロナ後の回復期待が出来ると思われます。株価はリーマンショック以後2000円近くを行ったり来たりしているため、それを突破できるかがポイントになりそうですが、現状のPERは9.61倍、PBRは0.79倍であり、まだ割安水準ではないでしょうか。
優待の利用しやすさ:カタログギフトのため、申込みさえ忘れなければ必ず利用でき、利用しやすさは最高です。食品系が多く、選べる数も相当数あるため、好みの物が必ず見つかると思います。
総合して、優待だけでなく業績回復期待も見込めば、かなり魅力的ではないでしょうか。
優待情報
優待の注意点
・株主カード(複数施設で割引を受けられる)は7月と12月頃到着。
・カタログギフトは7月頃に到着し、選んだ物は10月頃到着します。
カタログギフトの注文を忘れた場合、勝手に選ばれた物が送られてくるタイプではなく、何も届かないタイプなので、カタログが届いた時点ですぐに申し込むことをお勧めします。
まとめ
この記事ではオリックスの業績や優待情報をまとめました。
2021/6/6時点では、PER・RBRともに割安な水準で、配当+優待の利回りは最高クラスとなっており、おすすめ出来る銘柄です。
気になった方はポートフォリオへの追加を検討してみて下さい。